「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」ヴァイツゼッカー元大統領の言葉


2月11日「建国記念の日」に合わせてキリスト教会では「信教の自由を守る日」として講演会などが行われました。

私も「歴史を心に刻む~ドイツ歴史教育から学ぶこと~」という講演会に出席してきました。


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ドイツでは「アンネの日記」などで知られる「ユダヤ人虐殺」の歴史があり、「ホロコースト」をはじめ、過去の記憶を現代にどう残していくか、歴史教育をどのように子供たちに教えていくか、という課題があり、その点では日本も同じ課題を持っていると言えます。

講師は北陸学院大学の教授でクリスチャンの辻先生でした。

講演の中でたびたび取り上げられた言葉が、ヴァイツゼッカー元大統領の言葉でした。


「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」


ドイツでは「ホロコースト」を風化させない様々な取組みがなされていますが(モニュメント、記念碑の設置など)、日本では「原爆ドーム」などの「被害者」としての記念館はあっても、「加害者」としての歴史館などはほとんどないのではないかと考えさせられました。


講演の最後に三浦綾子さんの「銃口」「光あるうちに」という著書からお話がありました。

17歳で学校の教師として子供たちに教えていた三浦綾子さんは、当時、戦争を謳歌し、「お国のために」と教えていたそうです。

そこにクリスチャンの教師がいて、近視の生徒ばかりを軍隊に志願させ、誰も試験に合格することができないようにしたため、みんなに白眼視されている人がいたそうです。

みんなに白い目で見られながらも生徒の命を守ったクリスチャンの教師のことを思い出しながら、三浦綾子さんは、当時、同調していた社会と自分自身を顧み、やがて教師を辞めてクリスチャンになります。

歴史や国家の大きな波にのまれると、個人の思想や信条だけではどうにもならない時代になってしまいます。

しかし、どの時代にあっても「抵抗する人」がいて、ドイツでも「ヒトラーに抵抗した人」はいたそうです。

講演の中で紹介された本




ひとたび、そのような時代になってしまうと大変なことになると予測し、平和な今の時代にこそ重要なことだと考え、歴史に学ぶことは大切なことだと考えさせられました。



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